私はアラブ人です。エジプトに住んでいますが、二人のおじさんが15年前イラクへ働きに行きました。ずっとそこに住むことにしました。今のイラクは大変不安定ですから、私はいつもイラクのことを心配しています。おじさんのことだけではなく、イラク国民の全員のことも心配しています。アラブの国はお互いにとても近いので、もし一つのアラブの国で戦争があると、すぐエジプトにも他のアラブの国にも移るはずです。イラクやパレスチナやアフガニスタンは今、戦争がありますから、たくさんの人が犠牲になります。そしてその戦死した人が、近所の人だったり、親戚だったり、好きな人だったりします。そのせいで、たくさんの子供たちが孤児になったり、女の人が未亡人になったりします。つらいことです。戦争の被害者を助けなければならないでしょう。特に青少年です。かれらにはいやな思い出がたくさんありますから、いやな思い出を忘れることができればいいと思います。
さて、いやなことを忘れるためにどうすればいいでしょうか?
私は若者として、スポーツは解決の一つになると思います。何故ならスポーツは平和と愛を皆の心につくるからです。
私にとって、スポーツはとても大切なことです。スポーツをするとき、好きなスポーツのことばかり考えます。他に何も考えられません。気持ちがいいです。心の平和が感じられます。たとえば、私は卓球をするとき個人的ななやみを忘れられます。そして幸せになります。そしてスポーツをすればするほど平和の気持ちが増えます。
たとえば、2004年のアテネのオリンピックです。全世界の国々はアテネに集まって、祝って、歌って、スポーツをしました。戦争がある国でもオリンピックに出たのです。世界の民族に「平和の世界」で暮らせるようにメッセージがありました。すでに、世界の民族はアテネで、愛や平和が感じられました。
このオリンピックでは、エジプト人の5人の参加者は金メダルと銀メダルをもらいました。そのとき、私達は誇りに思いました。この5人はエジプトの国民全員を喜ばせてくれました。私はとても嬉しかったです。嬉し涙が出たほどです。50年前から、エジプトは、メダルをもらったことがなかったからです。今回のメダルでエジプトの人は、みんなで喜び合いました。
サッカーのフィーファ「ワードカップ」はオリンピックより人気があると思いますから、ワードカップは、世界でも重要なイベントです。そのときには愛と平和と人々の協力などを考えます。ワードカップのとき世界の様々な文化を教え合えると思います。他の言語や習慣や食べ物や人々のことを学べると思います。
2010年にエジプトでワードカップが行われないことになってしまいました。私達はこの知らせを聞いて、がっかりして、気が重くなりました。特にその日、エジプト人の若者はすごく悲しんで泣いてしまいました。どうしてフィーファにエジプトは選ばれなかったのでしょうか?アラブの国で愛と平和とスポーツを考えられる大きいチャンスだったのに、残念です。
エジプトは平和で安全な国で、その上自然がきれいです。たとえばナイル川、砂漠できれいな流星が見られます。とても静かなところです。そこでは珍しい砂漠の動物が見えます。紅海や地中海がとてもきれいです。楽しい時間がたくさん過ごせます。
また、有名な古代エジプト人の遺跡も見られます。特にルクソールとアスワンとアブシンベルの「ファラオモニュメント」がすばらしいです。
「アルクサンドリア」という海辺の町は、古い町ですが、ヨーロッパの町みたいな美しさがあり、発展している町です。
昔、クレオパトラという女王にアルクサンドリアは治められました。とても有名で、美人で強かった女王でした。アルクサンドリアは「愛と平和の町」と言われていました。何故ならクレオパトラ女王はアントニオスというローマの王と、二人の国が戦っていたのに、お互いに愛し合っていたからです。ですから、二人は、戦争をやめることにしました。この話で、今でも、アルクサドリアは愛と平和の町になりました。平和のサミットがたくさ行われています。
さて、世界を結ぶのに、音楽は大切なことだと思います。何故なら一つ一つの国では、違う言語で話していますが、音楽は国際言語だからです。アメリカでも、アフリカでも、アジアでも国々をつなぐことばは音楽だと思います。世界中でロック、ジャズ、ヒップホップ、クラシックなどの音楽が広がります。音楽はみんなが好きですから、音楽は永遠に生きます。ですから今でも昔のべートーベンやモツァルトの曲が好きでしょう?そして私たちアラブ人もヨーロッパや日本の歌が好きでしょう?
音楽は愛と平和を勧めることもできます。歌も世界を結ぶことができます。こういうことは、アラブの諸国で、起こったことがあります。「アラブの夢」という歌は、22のアラブの諸国全部で広がりました。そのときには、アラブの国が強くなることができました。私達はその時、大きな野心を抱いていました。全てのアラブの22の国が一つみたいな国になろうと思っていました。一つの歌で、国の政治や将来などが変わる可能性があるかもしれないと思いました。
また、毎年世界で「ミス・ユニバーシティー」という大きなイベントが行われます。その大きな国際コンテストは、きれいな女の人を選ぶコンテストだけではなく、世界の色々な文化の交流があります。世界の国々から色々な人が集まって、考えを話しこともできます。そのコンテストは、美しさや平和や人々の仲良さなどを勧めます。コンテストを見ると世界を近く感じさせられます。このようなイベントは、今の世界やこれからの私達の人生が大丈夫だと感じさせます。
さて、自然についてお話ししたいと思います。私は、自然から愛と平和と正直さが出ると考えます。たとえば、紅海できれいな魚を見ると、びっくりして感動します。そして他の地域にも、こういう魚がいるかな?と考えます。魚だけではなく、海でも、山でも、そして人も同じではないかもしれないと思います。他に何が違いますか?違うところがたくさんあるでしょう。しかし違っていても、みんな同じ地球に暮らしています。自然を見ると私はときどきそういうことを考えます。
エジプトには有名なナイル川があります。ナイル川は四千年前、ファラオの時代から今日までずっと流れています。人が変わって、死んで、生まれても、ナイル川は変わりません。戦争のときでも平和のときでも、いつでも、ナイル川は流れています。ナイル川は私達を守っていると感じます。エジプト人はナイル川に「がまんできる」ことを学びます。
今私は、ナイル川を見るとき、ナイル川が私に大事なことを教えてくれると思っています。それは平和や安定や愛や寛大さです。そして、ナイル川から自分の将来が見られます。大変なときでも生きられて、成功することはできます。ナイル川の強さみたいになりたいです。
私は、イスラム教徒です。「イスラム」という言葉はアラビア語で「平和」という意味です。今、多くの国はイスラム宗教について、アメリカやヨーロッパのメディアに違うイメージが映されています。とても残念です。私達の国では、一般市民は、外国人が好きです。いつも「Welcome」です。いい人が多いです。
最後に、私の意見では、全ての国々の言語や文化が違っても、共通のことがあります。スポーツ、音楽、ダンス、芸術、自然などです。そして、愛と平和と、この暮らしている地球です。ありがとうございました。