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ご感想:渡辺隆(東芝国際交流財団専務理事)
東芝国際交流財団
専務理事 渡辺 隆
専務理事 渡辺 隆
国際色豊かな17ヶ国から日本語の堪能な学生さん達が参加して「日本語サミット」が愛・地球博を会場に開催された。私も支援者の一人としてこのサミットを傍聴する機会を得た。
参加して驚かされたのは学生さん達の堂々たる日本語による発言とその内容だった。地球博のテーマでもあるが「ゴミ問題」が極めて熱心に討議されたのは次の世代を担う若者達の鋭い感受性からであったし、参加者同志のやり取りも真剣で興味深かった。
若者達は国籍を問わず、現在置かれている地球の姿や自然環境保護の緊急性を敏感に肌で感じているのだろう。そして自国のゴミ問題を他の参加者の発言と比較することによって現状を正確に把握しまたそれが地球規模での懸案であることを良く理解できた様だ。
さて、これだけ多くの国の若者達が一堂に会すると自然に発生する仲間意識や連帯感の様なものが醸成されて最後のパーティーは大変な盛り上がりであった。こう言う連帯感が国際理解を進める上では、極めて重要でありその点でもJRPは大切な役割を果たしている。
勿論これら各国からの若い参加者達の活躍で日本の若い人達も大いに刺激を受け、かつまた来日した彼らにも現在の日本の姿を飾らない形で見・聞き・体験してもらうことに大きな意味がありそれがこのプログラムの狙いでもある。そして今回私が感じたのはこのプログラムが単に「日本と他の国」と言う二国間の国際理解からもっと進んだ多重な多国間の国際相互理解に貢献していると言うことである。
今回のサミットに参加して日本も国際社会の一員であることを痛感し、このJRPが永続できることを真剣に期待すると共にこの様な企画が各国で行われたらならば真の国際理解にとってすばらしいと思った次第である。