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ご挨拶:賀澤恵二(千代田区立九段中等教育学校 校長)

 ジャパン・リターン・プログラム(JRP)主催による「2006年“平和―国と世界”日本語サミット」の開催をお慶び申し上げます。
 いま世界は環境破壊、貧困の蔓延、民族の紛争といった課題に直面しています。これらはいずれも、全世界を見渡す視点に立って解決にあたらなくてはならないものばかりです。そうした難局を乗り切るためには、世界中の人々が世界の平和を共通の理念として手を携え知恵を出し合い行動することが求められます。就中若い世代にかかる責任と期待は大きいものです。JRPの推進される「日本語サミット」はまさにこの責任と期待を具現化するものです。
 本年4月に開校した私ども千代田区立九段中等教育学校は、確かな日本語能力に基づくグローバルコミュニケーション能力の育成を謳った中高一貫教育校です。
格別の配慮を賜り日本語サミットパネリストと交流する機会を与えていただいたことに心より感謝いたします。16カ国17名のパネリストとの交流を通し、本校の生徒は未来の世界について考察することに喜びを感じ、世界の課題を身近なものとして捉えるようになることと確信しております。
 参加されるパネリストの皆さんと、本校の生徒が社会の主役となる数十年後の世界が、平和で素晴らしいものとなることを祈念いたします。