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ご挨拶:井上裕(福岡県立香住丘高等学校 校長)

 「2006年“平和―国と世界”日本語サミット」により福岡へおいでになる皆さまを協力校のひとつを代表して心より歓迎いたします。世界16カ国より参加されるパネリストをお世話することで、この活動のお手伝いが出来ますことを光栄に思いますし、我々にとっても大変意義深いことと考えています。
 自国で日本語を学び、同時に高い問題意識を持った若者たちが実際に日本を訪れ、様々な交流の体験をされ、またパネリスト同士の交流を通じて学ばれることはとても大きな意義があると思います。それは単に参加者やその母国、または我々日本人のためではなく、この地球の将来全体にとってという意味においてです。我々は将来の世界が理解と共感によって調和的に存続しているという、希望の種子をここに見ることが出来ると思います。  
 福岡という町は古くから中国大陸との交易の窓口として栄え、古代からの歴史や伝統を有すると同時に、その時々の最も新しい文化を受容する交流と調和の町でもあります。人情は快活で祭り好きで、実際「山笠」という勇壮な夏祭りをご覧になれる時期だと思います。本校は開校以来、英語教育に積極的に取り組み、同時に国際理解、国際協力の教育も意欲的に行ってきました。この町でのプログラムが良い交流体験をもたらし、そこから未来の世界に新たな心の架け橋をかけることを期待しております。