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ご挨拶:麻生渡(福岡県知事)

 「2006年“平和―国と世界” 日本語サミット」が盛大に開催されますことをお喜び申し上げますとともに、世界各国から福岡県へお越しいただきました皆さまを心から歓迎申し上げます。
 特定非営利活動法人「ジャパン・リターン・プログラム(JRP)」におかれましては、日本語を学んでいる優秀な外国人青年の招聘や地域との交流などの活動に取り組まれ、日本と諸外国との国際交流・友好促進に大きく貢献されておられます。
 2003年の国際交流基金調査で海外における日本語学習者数が127カ国地域、235万人と年々増加する中、JRPの活動は日本語と日本への理解を深めるものとして、誠に意義深いものと存じます。
 福岡県はアジアに近く、古よりその交流拠点として発展してまいりました。躍進目覚しいアジアとともに発展・繁栄していくために、本県では経済だけでなく、学術、文化、人材などの幅広い分野でアジアとの連携・協力を進めております。
 昨年開館した九州国立博物館を拠点としたアジアとの文化交流やアジアの一大知的拠点をめざす九州大学学術研究都市づくりの推進のほか、「アジア太平洋こども会議」など子どもの世代からアジアや世界にネットワークを広げる活動、さらに漫画やアニメをはじめポップミュージック、ファッション、食文化などを通じたアジアの若者交流の拡大を図っております。
 また、本県には、国連機関である「ハビタット福岡事務所」が開設されており、このハビタットと連携しながら本県独自の国際貢献に取り組んでおります。
 今回のサミットに参加される皆さんにはこの機会に、ホームステイや学校訪問などを通じて地域の人々との交流を深めるとともに、福岡の伝統行事や豊かな食文化を楽しんでいただければ幸いです。
 参加される皆さんが日本と世界各国の懸け橋となり大いに活躍されますことを期待いたしますとともに、「ジャパン・リターン・プログラム」のますますのご発展を祈念いたします。